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作品名は「至誠」(しせい)です。
書は、中国の明時代(1,550年ころ)の文 徴明(ぶんちょうめい)の作品です。
文 徴明は呉中の4才子として有名で、赤壁譜が代表作です。毎日千字文を十本
臨書したというお方で、王義士を根底とした行書が得意でした。
板は、ケヤキで、寸法は520*280*40でどっしりとした、最高級の材料です。
よいケヤキ材はかえって堅くなく、手彫りで彫りやすいのです。
板と書が世界最高のもので、バランスがとれれば、彫りの職人としては粋に燃えるの
です。
書に感動!! 板に感動!! 加工するとケヤキの香りが出ますので香りに感動!!
至誠とは
・至誠とは、私利私欲を交えず、まごころをもって人や物事にあたること。
・至誠とはまごころなり、 我が道は至誠の実行あるのみ(二宮尊徳翁)
・誠は天の道なり これを誠にするは人の道(私を去る)なり(中庸)
・大富豪は無欲至誠の人でなければ、行けない境地である
(倫理法人会:万人幸福の栞)
贈呈したお方は、秋田県倫理法人会のO会長さんです。
座右の銘が至誠とのことで彫らせていただきました。
彫り師としての私が五感で感動しながら彫って、貰っていただいたお方が少しでも
感動していただき、いかばかりかの周りの人が感動いただければ、私の本望です。
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