日曜日, 1月 28, 2007

■七生の舞・・・・・平田篤胤





















         七生の舞図

ストーンサークルの謎を追いかけていると。ホツマが一つのカギだと思
っています。
ホツマのフトマニ図(宇宙創生に活躍された四十八音の神々が整然と
鎮座している図)や、ストーンサークルの宇宙原理(地上母胎としての
円と立石が「天の御柱」)がキーワードだと考えられます。

このように考えているとき、目に飛び込んできたのが「七生の舞図」で
あり本文の下記引用文です。

平成16年5月23日発行の平凡社版、別冊太陽「平田篤胤」号に平田
神社米田宮司と作家の
荒俣宏の対談を中心に宗家秘蔵の未公開資
料が写真版を含め多数収録されている。内容は篤胤の神道思想から
幽冥論・神仙研究・民俗研究・医道論・書簡日記にも及び、中でも宣
長との「夢中対面図」をはじめ、「高根神の尊図」仙境異聞の中で寅
吉から異界の模様を聞き糺し、仙境の模様を精密に筆写描写して絵
図に描いた「七生舞の記」や「仙境図」・「霊宝五嶽真形図」などの他
「稲生平太郎物語」や「おのころ島の図」「氣吹舎日記」などの貴重な
資料集を写真公開している。

「七生舞の記」の記録は、寅吉の物語る幽境の舞についての模様を
篤胤が詳細に論じたもので、七生舞は御柱の舞(おはしらのまい)と
も称され、楽器は短笛五管 一丈の笛 九尺の笛 各々一管 りんの
琴一挺 かりょうの笛五管 浮鉦二つ 此の六品にて唱歌は五十音
を、聲を長く引きて唱ふるなり。
りんの琴 舞人は五十音に合わせて五十人なり。此の舞楽は天神地
祇の大きに歓びたまふ楽にして此れを行ふ時は感応あり。それに替
わりて妖魔のたぐひは殊の外に忌み嫌ふ舞楽なり。舞人50人・楽人
24人合計74名の異境人が参列し神々に奏上報告をなす祭典なり。
此の詳細な検証や図解については数年前に平田神社宗家の資料
提供により、集英社版の文庫「荒俣宏コレクション」の中に公開されて
いる。新玉の春の余碁登「初春に 五十連音の風韻 縹渺と轟き亘り 
諸国山川草木 穏やかに 四海の波も静まりぬ 其の奇しき調べぞ 
神代より伝え来る 七生の舞」。寅吉は、此の舞楽は、神祇をなぐさめ
て感応を蒙らむと欲する時か、または山人たちの住する山々の、妖気
を祓い浄むる時などに行うもので崇高な祭典の一つであると篤胤に語
ったと記述されている。

平田篤胤 - Wikipedia

今後、平田篤胤全集の中から、「仙境異聞」そのなかで「七生舞の記」
を現代語に翻訳し、さらに「太陽」の資料を加えた資料作成したいと考
えております。
いつか、どなたかが「七生の舞」を再現してくださることを念願いたします。

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