金曜日, 6月 01, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(17番)

6月1日(金)
第十七番 井戸寺{徳島県}
区間距離:  2.9km     平地区間
累計距離: 83.5km
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)ウオーキング内容
時 間: 12:20~13:10
コース:  空港緑地 3kmコース
      真夏の晴天、杖がコツコツ、鈴がチリリンと
(2)目的のお寺概要




井戸に由来
郊外のお寺
井戸寺




境内には大師が掘った
「面影の井戸」がある

井戸寺への空海のことばは
「汲水輪」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表) 十番 井戸寺   (裏) 「汲水輪(きゅうすいりん)」
出典: 空海書・(越州帖)「空海 色紙揮毫宝典」より
作品: 青森ヒバ  70*300*12  薬研彫り
     空海の曼陀羅に迫ってみました(003) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



教書の解説

井戸の水を汲む仕掛け。
輪廻のきわまりのないことを
井戸の水を汲む車輪にたと
えていう。



巡堂のまごころ解釈
井戸寺の井戸は自分の姿を映すのですが、本来は水を汲むもの。
物は人と同じように生きています。物を本当に働かすとは、使うとき思い切ってこれを使うことです。ケチケチすることは金銭を生かすことにならない。大たんに、喜んで、すぐにこれを出す。これが生かすということである。(万人幸福の栞:丸山敏雄)

井戸からは、水を汲めば汲むほどきれいな水が出ます。井戸を生かすためには、いっぱい汲むためには仕掛けも必要です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0 件のコメント: