世の中を読み解くキーワードに
「天道と人道」があります。
■「天道と人道」という言葉が二宮尊徳翁の「尊徳翁夜話」にあります。
■「天道」とは「大自然そのものの法則」のことです。
天道にまかせておけば、堤防は崩れ、川は埋まり、橋は朽ち、家は立ち腐れになる。
私の田舎も都市(秋田市)に移住して35年、小さくして残した住居も土蔵ですらもう限界です、今年の冬の豪雪は特に厳しいものがありましたから。家は立ち腐れ寸前です。
■こころの方から見れば
寝たいときは寝る、遊びたければ遊ぶ、食いたい時は食う、飲みたければ飲む。
いい生活ですねー。本能のままの生活ですね。天道にのっとった生き方ですねー!!
■一方、「人道」とは「人の力で努力し、自然に流動する天道に押し流されないようにすることです。人道は堤をつくり、川ざらいをし、橋をなおし、屋根を葺いて雨が漏らないようにすること。私の田舎のことは、別荘よりも更に利用回数が少ないので手抜きがあったのでしょう。
■こころの方では、
眠いのを我慢して働き、遊びたいのをこらえて勤め、たべたいものも我慢し、飲みたい酒も控えることです。
■日本は、本能のまま天道に押し流されるだけの世の中となっています。
どうすれば良いのでしょうかねえ
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