月曜日, 6月 30, 2008

■ブログを変更します

現在は「石井巡堂のブログ」ですが、あんまり多くなりました(370ページ)、又完全にフリーの身となりました。そして秋田市に帰ります。秋田のこざくらの丘におります。
今のブログにはすべての分野を詰め込んでおりました。ページごとの検索からおいでになる方はそれでもよろしいでしょうが、毎度みていただく方には広すぎることもおありでしょう。

ブログの前には、ホームページもつくりましたが、こちらは8つの分野に分けたものですから、ホームページビルダー経由では整理できかねまして眠ったままです。
今や、ブログはテーマ別に複数のブログができるのですねーー!! グーグルのブログ最初は今一でしたが、さすがグーグル、日々進歩し、大変に使いやすくなりました。そこでグーグルブログで分野別に運営することになりました。

基本のブログ(全体統括、下記分野以外のもの)
  「巡堂のこざくらの丘」

手彫り・巡堂工房(手彫り刻字の製作から作品解説まで)
 「手彫り・巡堂工房」

秋田市・大悲寺の坐禅会の秋田維摩会については
 「坐禅会・秋田維摩会」
です、よろしくお付き合いくださいませ。
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土曜日, 6月 14, 2008

◆地震のおかげで古時計が!!


大変に大きな地震が秋田、宮城のい県境付近で発生しました。
国道398号、342号とも秋田とつながっている道路です。20数年前、道路管理担当者として道路管理に当たりましたので他人事でありません。秋田県の元栗駒有料道路が心配です。影響がないはずはないような地形なのです。
さて、今日植樹祭のため天皇皇后両陛下がわが大館能代空港に御到着されました、地震でおいでになるか心配いたしましたが、日程通りおいでになりました。
ところで、秋田に自宅に帰ったら、妻が・・・「奇跡がおこった!!」といいます。
なんと三十年前から止まっていた「大きな古時計」が動き出したというのです。玄関に架けている古時計が、確かに「チクタックチクタック」と重々しい重量感のある音がしています。どうしたのでしょう、動かなくなてしまったので、そもままほおっておいたのですが、動きだしました。時刻を合わせたら正確に時報が「ボーンボーーン」と打っています。
昨日は青森県に行って、金木町の太宰治の「斜陽館」で同じ時計を見てきたばかりです。「家にもあるよ」、斜陽館の時計も止まっていました。しかも時計の下のポッチもなくなっていました。我が家の時計は斜陽館に張り合ったのでしょうか。それとも、古時計ネットワークが動き始めたのでしょうか。
何かを教えてくれているのでしょうか!!!
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金曜日, 6月 06, 2008

■すべては森の神にまかせて

私の最も好きなオカリナの曲です。
オカリナTIOさんに練習していただいています。

ところで安田喜憲氏の「生命文明の世紀へ」に
「森にこころがある」。その意味は

下図は大橋力氏の「森の音」である。
森の中の音に化学のメスをいれたのである。











この図で、森の音が130キロヘルツにも達する高周波を発しているということがわかった。鳥や虫の声、葉ずれの音、せせらぎの水の音・・・・それらの命がかもしだす音は、130キロヘルツという非常に広い音域にわたっていたのである。
森というと、一般には「静けさ」のイメージが強い。だが実際には、森は都市よりもはるかに豊かな音の世界に満ちていたのだ。
従来、人間の耳には20キロヘルツ以内の音しか聴けないと考えられていた。現代の技術をもってすれば森と同等の130キロヘルツまでの音をCDに詰め込むことは可能であるのに、20キロヘルツまでの音しか入れないのはそのためだ。それ以上広い範囲の音を入れてもどうせ人間は聴けないのだからと、そこまでカットされていたのである。

だが、最先端の脳科学の知見によって、じつは人間も20キロヘルツ以上の音を聴いていることがわかってきた。
人間の耳には聴こえないはずの100キロヘルツ超の高周波音を聴かせる実験をしてみると、脳内の脳幹に大きな変化が起きることが確認されたからだ。耳から入ってきた音の高周波が脳幹に影響を与え、脳内物質が活性化したのである。
脳幹は生命の維持の根源を司る部位である。たとえば、快感や幸福感の源であるといわれる神経伝達物質のβエンドルフインやドーパミン、さらには心を落ち着かせるノルアドレナリンなどが、高周波を浴びることによってより多く分泌されたのだ。

「森林浴は健康によい」といわれる科学的根拠の一つがここにある。

また、楽器でも、バリ島の楽器であるガムランも50キロヘルツを大きく超える。

水曜日, 6月 04, 2008

■常盤台団地の事例

・基本講演 
テーマ:常盤台団地における『孤独死ゼロ作戦』の取り組み  
千葉県松戸市 常盤平団地自治会長  中沢卓実氏
2・シンポジウム 
 テーマ:高齢者の孤独死防止を考える    
 ー常盤台団地ー  孤独死ゼロ作戦(4つの課題)
1.孤独死を発生させる社会的背景  
①高齢化の進展とひとり暮らしの増加 
 ②都市化に伴う近隣関係の希薄化
 ③核家族化の普遍化(最後はひとり暮らし) 
 ④長期不況とリストラ、失業
2.孤独死の実態把握3.8つの対策 
 ①孤独死した場合、早期発見・早期対応 
 ②65歳以上のひとり暮らし「あんしん登録カード」の呼びかけ 
 ③ひとり暮らしへの対応(訪問、助け合い活動、見守り活動、安否確認、
  各種サービス制度の紹介、介護保険の活用等) 
 ④「通常時」「緊急時」の通報ネットワークの活用
 ⑤「向こう三軒両隣」への気配り 
 ⑥福祉よろず相談業務の充実 
 ⑦関係団体との連携 
 ⑧行政との協働と役割分担
4.いきいき人生への啓蒙、啓発 
 ①地域福祉の事業活動への住民参加 
 ②「いきいきサロン」の運営と住民の利用 
 ③「とじこもり」をなくし、出会いの奨励 
 ④「あいさつ」運動の呼びかけ   あいさつは「孤独死ゼロ」の第一歩 
 ⑤仲間づくりへの配慮  
 ⑥ユーモア感覚の開発と「笑い」の効用研究 
 ⑦配偶者を亡くした後の「立ち直り」へのはげまし 
 ⑧「死への準備教育」の研究(死をタブー視しない) 
 ⑨「快食」「快便」「快眠」の奨励 
 ⑩その人に見合う運動、スポーツの実行 
 ⑪日常の生活習慣の改善、
その他現場から学んだ心得 
 ①人の喜びをわが喜びとする。  
 それに「やりがい」「生きがい」をもつ事。  
 人々が与えてくれた喜び、だと思う。  
②「ともに喜ぶのは二倍の喜び、ともに苦しむのは半分の苦しみ」
住民に訴える心得 
  むずかしいことをやさしく   
  やさしいことを深く  
  深いことを面白く 
  ともに歩む

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月曜日, 6月 02, 2008

■偉大なる共生の追求

経済アナリスト 藤原直哉氏の
偉大なる共生=グレイトコラボレーションとは

「世界同時株大暴落」より引用 P226~

ロハスの頂点にあるもの、それはいろいろでしょうが、その大きな一つとして「ぐれいと・コラボレーション=偉大なる共生」の社会に生きる気持ち、が考えられます。
次の時代、21世紀のロハスの一つの頂点は「共生」にあるのです。共生は自分の隣にいる人、隣の町、隣の会社、隣の国、自然、時代、自分の外部の人や組織すべてといっしょに協調していくということです。
共生=コラボレーションは、チームワークと対比するとわかりやすいでしょう。チームワークは、一つの組織や集まり、チームの中での協調で、コラボレーションは自分と外との協調なのです。
20世紀までの時代は、あまりにも自分と外部を切り離しすぎていたと思います。「現代」という時代は、家庭や企業、地域、国のそれぞれのレベルで共同体を壊してきた時代だったのです。
その破壊が極限まできたのがまさに今であり、この極限まで振れた振り子は、必ず元に戻ろうとします。すべての共同体の破壊から、すべての人、民族、国家、自然、地球存在との共生が、巨大な破壊のあとに訪れるのだと考えます。
それがじぶんたちにとってもっとも大切なことであり、もっとも快適なことであると確信しはじめているのがこの変動する時代だと私は感じています。

あらゆる種と束縛を超えて人はあらゆる存在と共生することに取りかかっている、これがきたるべき「グレイトコラボレーション」の黎明です。
すごい時代に私たちは立ち会っているのです。どんなシュミレーションゲームより、緻密でダイナミックな世界です。

これからは、ロハスな生き方を取り入れる人でないと、元気が出ない時代になることは明らかだと思います。同時にこれからは、個人の生活においても、地域おこし、町おこしにおいても、自ら動くということをしない限り何も始まらない時代となると思います。
自分から動いて自分で渦を創り出し、ヨコ型のリーダーシップでヨコにネットワークを拡げながら、人や資金、情報や技術を集め、広めていく、それが本当に必要なことだと思います。

新しい時代は、早い人にはすでに訪れているのではないでしょうか。まだ、それを感じられない人は、大いに周囲に視野を広げて、感性のアンテナを伸ばして、新しい時代の動きを見つけていただきたいと思います。
                        以上メモです
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金曜日, 5月 30, 2008

■関係性とは

今朝の大館市倫理法人会のモーニングセミナーの講師は
ビハーラ袴田俊英さんでした。
自殺予防に「関係性」というキーワードで話していただきました。
関係性を保つために「コーヒーサロン」を開設しているとのことでした。

ところで、これは別からの学びですが、
ストレスの外部要因として
外部要因の3Kがあるそうです。
健康問題、経済問題、関係問題です。

これを、自殺率トップの秋田県(北東北は同じ)
の自殺原因にあてはめると
①健康問題
②経済問題
関係問題の順になるようです。

大きなストレスにあったとき(倫理では大窮地)
どうするか、
まず第一に、中に溜まったものをはき出すことです。
・呼吸法ではき出す、運動で汗とともにはき出す。
・誰かに思いをありったけ話して、はき出す。

ここが逆に、袴田さんの自殺予防の関係性と結びつくところ
ですね。袴田さんは、
関係性をつくる仕組みが大事である。
サロンでのルールはただ一つ
「必ず声をかけあう」こと、ただでは帰さないことだそうです。

町内でも、公民館および個人の家でも花とか庭とかを
訪問する集いも良いようです。

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木曜日, 5月 29, 2008

■高齢者一人暮らしマップ作成例

一人暮らしの高齢者のマップを作ろうと思うが
個人情報の関係で行政(市)からは情報がとれない
状況だようです。
しかし、町内会で活動しようとすれば、このマップが
スタートの情報です。そこで町内会としては情報を
集めることができるはずと思っていました。
ネットでいいのがありました。

引用です
事例(1)沖縄市城前町の
住民自らの足で作成した「一人暮らし高齢者マップ」

沖縄市城前町では、自治会を中心に地域の高齢者等の見守り体制の再構築および強化に向けた活動を展開している。
 その足がかりとして行ったのが、「一人暮らし高齢者マップ」の作成である。
 まず、地区のエリアを11ある班ごとに分割。次に、ゼンリンが発行する住宅地図を用いて、各班のエリア内にある一人暮らし高齢者宅や見守りが必要な障害者宅をマーカーでしるしをつけ、その人数や居住地を把握するというのがその試みである。
 特筆すべきはその実態把握の過程にある。現在、個人情報保護の観点から市役所などの行政機関から地域の高齢者の氏名・住所などを入手することはできない。そこで、城前自治会では、住宅1件1件を巡回し、住民の実態把握に当たった。
 巡回に際しては自治会内に組織される「福祉連絡協議会」を活用した。11の班ごとに任命されている福祉委員や自治会役員を中心に、担当エリア内をくまなく訪問し、見守りが必要な住民に対しては健康状況や家族構成などの聞き取りを行った。
 こうして完成した地区全体の「高齢者マップ」をもとに、一人暮らし高齢者等への見守りや安否確認を行い、月1回開催される福祉連絡協議会において各委員や自治会役員が情報交換を行っている。
 また、自治会では自治会長の携帯電話や事務所の電話番号が記載された緊急連絡用のチラシを作成した。このチラシを各家庭の電話機付近に貼るように依頼し、困ったときはすぐに連絡するよう訴えて回った。

事例(2)
能登地震で役立った門前町の「高齢者マップ」
田の町村は個人情報の関係で取りやめたが
門前町は作っていたので大変役に立った。

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■見守りネットワーク事例

守りネットワーク事例

地域ネットワークを検討中です。

新潟市秋葉区の「なじらネットワーク秋葉」
(地域であんしん見守りネットワーク)がたいへん参考になります。
ありがとうございます。

■地域ネットワーク(1)民生委員

民生委員活動には、次の7つがあります。

 1.社会調査活動
担当区域内の住民の実態や福祉ニーズを日常的に把握します。
 2.相談活動
地域住民がかかえる問題について、相手の立場に立ち、親身になって相談にのります。
 3.情報提供活動
社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します。
 4.連絡通報活動
住民が、個々の福祉ニーズに応じた福祉サービスが受けられるよう関係行政機関、施設・団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます。
 5.調整活動
住民の福祉需要に対応し、適切なサービスの提供が図られるように支援します。
 6.生活支援活動
住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます。
 7.意見具申活動
活動を通じて得た問題点や改善策についてとりまとめ、必要に応じて民生児童委員協議会をとおして関係機関などに意見を提起します。