金曜日, 6月 06, 2008

■すべては森の神にまかせて

私の最も好きなオカリナの曲です。
オカリナTIOさんに練習していただいています。

ところで安田喜憲氏の「生命文明の世紀へ」に
「森にこころがある」。その意味は

下図は大橋力氏の「森の音」である。
森の中の音に化学のメスをいれたのである。











この図で、森の音が130キロヘルツにも達する高周波を発しているということがわかった。鳥や虫の声、葉ずれの音、せせらぎの水の音・・・・それらの命がかもしだす音は、130キロヘルツという非常に広い音域にわたっていたのである。
森というと、一般には「静けさ」のイメージが強い。だが実際には、森は都市よりもはるかに豊かな音の世界に満ちていたのだ。
従来、人間の耳には20キロヘルツ以内の音しか聴けないと考えられていた。現代の技術をもってすれば森と同等の130キロヘルツまでの音をCDに詰め込むことは可能であるのに、20キロヘルツまでの音しか入れないのはそのためだ。それ以上広い範囲の音を入れてもどうせ人間は聴けないのだからと、そこまでカットされていたのである。

だが、最先端の脳科学の知見によって、じつは人間も20キロヘルツ以上の音を聴いていることがわかってきた。
人間の耳には聴こえないはずの100キロヘルツ超の高周波音を聴かせる実験をしてみると、脳内の脳幹に大きな変化が起きることが確認されたからだ。耳から入ってきた音の高周波が脳幹に影響を与え、脳内物質が活性化したのである。
脳幹は生命の維持の根源を司る部位である。たとえば、快感や幸福感の源であるといわれる神経伝達物質のβエンドルフインやドーパミン、さらには心を落ち着かせるノルアドレナリンなどが、高周波を浴びることによってより多く分泌されたのだ。

「森林浴は健康によい」といわれる科学的根拠の一つがここにある。

また、楽器でも、バリ島の楽器であるガムランも50キロヘルツを大きく超える。

0 件のコメント: