水曜日, 6月 04, 2008

■常盤台団地の事例

・基本講演 
テーマ:常盤台団地における『孤独死ゼロ作戦』の取り組み  
千葉県松戸市 常盤平団地自治会長  中沢卓実氏
2・シンポジウム 
 テーマ:高齢者の孤独死防止を考える    
 ー常盤台団地ー  孤独死ゼロ作戦(4つの課題)
1.孤独死を発生させる社会的背景  
①高齢化の進展とひとり暮らしの増加 
 ②都市化に伴う近隣関係の希薄化
 ③核家族化の普遍化(最後はひとり暮らし) 
 ④長期不況とリストラ、失業
2.孤独死の実態把握3.8つの対策 
 ①孤独死した場合、早期発見・早期対応 
 ②65歳以上のひとり暮らし「あんしん登録カード」の呼びかけ 
 ③ひとり暮らしへの対応(訪問、助け合い活動、見守り活動、安否確認、
  各種サービス制度の紹介、介護保険の活用等) 
 ④「通常時」「緊急時」の通報ネットワークの活用
 ⑤「向こう三軒両隣」への気配り 
 ⑥福祉よろず相談業務の充実 
 ⑦関係団体との連携 
 ⑧行政との協働と役割分担
4.いきいき人生への啓蒙、啓発 
 ①地域福祉の事業活動への住民参加 
 ②「いきいきサロン」の運営と住民の利用 
 ③「とじこもり」をなくし、出会いの奨励 
 ④「あいさつ」運動の呼びかけ   あいさつは「孤独死ゼロ」の第一歩 
 ⑤仲間づくりへの配慮  
 ⑥ユーモア感覚の開発と「笑い」の効用研究 
 ⑦配偶者を亡くした後の「立ち直り」へのはげまし 
 ⑧「死への準備教育」の研究(死をタブー視しない) 
 ⑨「快食」「快便」「快眠」の奨励 
 ⑩その人に見合う運動、スポーツの実行 
 ⑪日常の生活習慣の改善、
その他現場から学んだ心得 
 ①人の喜びをわが喜びとする。  
 それに「やりがい」「生きがい」をもつ事。  
 人々が与えてくれた喜び、だと思う。  
②「ともに喜ぶのは二倍の喜び、ともに苦しむのは半分の苦しみ」
住民に訴える心得 
  むずかしいことをやさしく   
  やさしいことを深く  
  深いことを面白く 
  ともに歩む

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