木曜日, 11月 29, 2007

■刻字 「感謝」

NHK秋田放送局チャリテイ出品


感謝
書:神渡良平氏(現代作家)

板材は古民家の玄関使用のケヤキ
寸法 200*370*10
文字塗装:水性
表面塗装:オスモカラー
送り先:NHKチャリテイ



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■秋田 清水九兵衛について

秋田の人が江戸時代にお遍路の標注を建てた!!

さぬき市 八十七番 長尾寺近くにお遍路の標注がありました。


さぬき市おへんろ交流サロン
の木村館長さんから教えて
いただいたことですが、
秋田の人が!
江戸時代!!
お遍路標注!!!




標注に案内として掲げられています。
木村館長さん他地元の皆さんの
調査結果です。


しかし、その木村九兵衛とは何物か?
さぬき市の皆さんもさがしておりましたので、私が調査することを約束してきました。






清水九兵衛の調査結果です。
分かりました!! 能代市の廻船問屋でした!!
























































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■四国へ行って来ました

11月17日(土)


高松空港につきました。
まずは腹ごしらえ、さぬき
うどんに向かいました。
レンタカーのおじさんから
セルフのおすすめをいただきました。




屋島寺の大タヌキに合ってきました。
「本土と四国が鉄の橋でつながると、本土からキツネが帰ってくる」
とは地元の古老のお話だそうです。
どちらを向いているか知りたかった。四国の南向きでした。





屋島寺の隣にある、お扇誉亭で、長い間のあこがれ、「サヌカイト」に
出会ってきました。いろいろためして30,000円のお買いあげでした。







おへんろ交流サロン
今回訪問のメインは、交流サロンの木村館長さんとお会いすることでした。
これは、サロンの「光明」板木の図です。
いつかは彫りたいと思います。




さぬき市の長尾寺近くに建つ、お遍路の案内標柱です。
秋田の清水九兵衛が建立したもの(1744)で、清水九兵衛さんについてもっと知りたい、と、木村館長さん藤井文化財保護審議委員さんから
お話がありました。





木村館長さんのお薦めで、初日の宿がお遍路宿「あづまや旅館」さんでした。
二人での食事は楽しい夜でした。
おかみさんがすばらしく、さすがは四国のお遍路宿、まごころづくしで
感動でした。




愛媛県松山までいきました。
石出寺の衛門三郎の生まれ変わりの石を見たくて行きました。
ちょうど、一般のひとへの、「漑頂」を授ける期間で、思いがけなく授けていただいてきました。





大本山、善通寺も尋ねました。








最後に出会ったのが、高松空港近くの神社でした。
この言葉に感動してきました。






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水曜日, 11月 07, 2007

■感動とは何か

感動とは何でしょうか

1,あいだみつをさん
 「感動とは感じて動くと書くん だなあ」
この詩が好きで、刻字の作品もつくっております。

2,感じる前に「気づき」が必要です
感動のサイクル

「関心をもつ」→「気づく」→「感じる」→「すぐに行動する」→「感謝する」 

3,感動経営の場合の感動とは
「感動方程式」角田識之氏の講演からだそうです。

A 事前期待<事後評価→感動{期待以上だった}

B 事前期待=事後評価→満足

C 事前評価>事後評価→不満足

4,感動した場面とは(アンケート)

A 自分にはできない・・・・ヒーローだから

B 期待以上だった
  普通の人がヒーローにはなれないが、期待以上はなんとかして可能である。
  ハードでなくても、ハートが感動与えられる


5,トイレ掃除の会より
感動の心を育くむ
「感動こそ人生。出来れば人を感動させるような生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人が人に感動するのは、その人が手と足を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。特に人のいやがるトイレ掃除は絶好の実践。」

6,美しいものを美しいと・・
これも、あいだみつをさんの詩です
「美しいものを美しいと思えるあなたのこころが美しい」

野の花も美しい、今朝の朝日が美しい・・・・小さいことに感動できる心

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■重ね野菜料理

船井幸雄さんのHPから教えてもらいました。
矢山クリニックの矢山先生の教えです。

以下は、ある人のHPからの引用です。
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昨日は“重ね野菜氣療法”をしました。
まずは野菜重ね煮について説明いたします。
陰陽調和料理といってお鍋の中を陰陽の原則で宇宙の法則にのっとって調理していく方法です。
陽性の強い根菜類とくに太陽の色の人参は、真っ直ぐ下へと伸びていき求心力が強いものです。体を引き締めて暖めます。

陰性の葉ものは、上へ々と天に向かって伸びる遠心力の強いもので、体を緩めて冷やします。
お鍋の中に陰のものから底にひいて重ねていきます。ごちゃごちゃに入れたときとは同じ材料でも味が違います。
それは、下へのエネルギーと上へのエネルギーが火を通すことで宇宙のエネルギーになって混ざり合い野菜や他の本来のうまみを最大限に引き出して調味料を使わなくてもおいしくなるのです。

順番は以下に、上(蓋)から下(底)

・重ね塩か味噌
・魚、魚介類
・米、雑穀
・大根、玉葱、人参、ごぼう、れんこん
・ジャガイモ、里芋、さつまいも、かぼちゃ
・ブロッコリー、キャベツ、小松菜、白菜、長ねぎ
・なす、トマト、きゅうり、いんげん、豆類
・しいたけ、しめじ、えのき、竹の子、わかめ、昆布、ひじき

焦げ付きそうなにおいがしたら誘い水をいれて蒸し煮のようにする
水が必要のないならつかわなくていい
鍋の中では自然界のエネルギーが調和してバランスをとっています。

この理論で塩と重ね野菜をコップに作って、野菜のエネルギーで野菜の氣をだし体の調子を整えるのが重ね野菜氣療法です。
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火曜日, 11月 06, 2007

■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(88)

11月16日(金)
第八十八番 大窪寺{香川県}
区間距離  :    15.6km
累計距離  :  1,161.1km
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(1)ウオーキング内容
11/13  6:00~7:00   北秋田市河川  4.0km
11/13 12:15~13:15  北秋田市空港  4.0km
11/14 6:00~7:00   北秋田市河川  4.0km
11・14 112:15~13*15 北秋田市空港  4.0km 


(2)目的のお寺概要



四国お遍路
結願のお寺
大窪寺
写真【MONGの四国お遍路】




結願のお寺

空海のおことばは
「結縁化現」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八八番 大窪寺  (裏)結縁化現(けつえんけげん)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ  70*350*12  (裏)薬研彫り

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仏教書の解説

仏道に入る縁を結ぶこと。 
未来に救われるゆかりをつくること。
仏・菩薩が衆生を救うために、いろ
いろに姿を変えてこの世の中に現
れること。




巡堂のまごころ解釈
それぞれの思いがありましてお遍路を始めました。歩きお遍路の難行道、バス等乗り物でのお遍路であったが、いずれの方法でも、先人達によって切り開かれた四国お遍路の形でありました。
また、我々自体も、「縁なき衆生」・・・宗教的にオンチの凡人、頭ばかりの知識人ではなく、その境遇、天分に合った「縁に恵まれた人」であったのです。縁に恵まれた(お大師さまの「お招き」いただいた) 我々が、苦難を乗り越え、努力の結果、ついについに結願を迎えたのです。
しかし、苦難を乗り越え結願したのですが、まだ幸福に入る狭い門を通ったにすぎないのです。でも、これからは、我々が必要なとき、菩薩が「千の風になって」目の前に現れてくれることでしょう。
(一部 万人幸福の栞:丸山敏雄
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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(87)

11月12日(月)
第八十七番 長尾寺{香川県}
区間距離 :     7.0km
累計距離 :  1,145.5km
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(1)ウオーキング内容
11/12  6:00~7:00  秋田市河川    4.0km
11/12 12:15~13:15 北秋田市空港  4.0km


(2)目的のお寺概要


行基開創、藩主松平
頼重が天台宗に。
元寇の犠牲者を供養
した仁王門前の経どう
長尾寺




正月行事で有名な
「福奪い」
「大鏡餅運び」
空海のおことばは
「五蘊皆空」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八七番 長尾寺 (裏)五蘊皆空(ごうんかいくう)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説

われわれの身心は五蘊より
なるもので、定まった本体が
なく無我であることをいう。





巡堂のまごころ解釈
「生は大海の波に当たる、空中の風に相当する。水蒸気の凝って雲となったもの、あるように見える所にあるのではなくて、実はないところにほんとうのものがある。あるのは仮のもの、ないのが実のものである。生は実は「無」にたった「有」であり、「空」に即した「色」である。
それで、死といっても、一般普通に思われているように、死んでなくなるのではない。仮になくなったように見えるだけである。もちろん肉体は、、もとの形ではなくなる。土に帰り、水にもどり、いろいろな元素に還元されるけれども、形が、しばりから解けて、もとあった如く帰ったのである。」(万人幸福の栞:丸山敏雄)
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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(86)

11月11日(日)
第八十六番 志度寺{香川県}
区間距離 :      7.6km
累計距離 :  1,138.5km
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(1)ウオーキング内容
11/11  5:50~7:00  秋田市河川  5.0km
11/11 16:00~17:30 秋田市河川  5.0km


(2)目的のお寺概要


藤原不比等が建立
海女伝説の舞台の
志度寺






平安期ごろから
補陀落浄土の入り口
として宗教者達の根
拠地となった
空海のおことばは
「以信得入」を選びました。


(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八六番 志度寺 (裏)以信得入(いしんとくにゅう)」
出典 :空海(忽披帖・三十帖策子)「空海色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ 70*350*12 (裏)薬研彫り 

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仏教書の解説
仏を信じてのみ進入する、信によって
入ることができる、の意。







巡堂のまごころ解釈
「事業は憂えるから崩れる、病気は恐れ憂えるから長引く、重くなる。憂えるの反対は、喜ぶことである。希望に燃えること、信じることである。人生は信じれば成るのである。
とは言うものの、人生には必ず苦難が訪れる。苦難は、生活の不自然さ、心のゆがみの映った危険信号であり、ここに幸福に入る門がある。
生命に生き抜くその門は狭い、入りにくい、又苦しい、痛い、みにくい。それがひどければひどいだけ、しっかりと足を踏みしめて、門の扉を強く押し開こう。にっこり笑って、エイと一声かけて勇ましく、かたい扉を押し開こう。その奥には光明と歓喜の世界がまっている。苦難は幸福に入る狭い門である。」
万人幸福の栞:丸山敏雄
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月曜日, 11月 05, 2007

■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(85)

11月10日(土)
第八十五番 八栗寺{香川県}
区間距離  :      7.2km
累計距離  :   1,130.9km
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(1)ウオーキング内容
11/10  5:50~7:00  秋田市河川  5.0km
11/10 16:00~17:30 秋田市河川  6.0km  


(2)目的のお寺概要


五剣山の南山腹
にある。今は八栗
ケーブルで楽に
八栗寺
写真【MONGの四国お遍路】




今でこそケーブルで
簡単になったが、永らく
修験者の修業の地
空海のおことばは
「易行道」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八五番 八栗寺  (裏)易行道(いぎょうどう)」
出典 :空海書・(聾瞽指帰)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ 70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
行きやすい道。ただひとえに仏を信じるという容易な修業。







巡堂のまごころ解釈
「古の聖者たちは一生を捧げて難行をつんだ。そして見事に突破して大道を得た。これを「さとり」、「解脱」という。そして、時に応じ、境遇に従って、ここに到達する独自の妙術をあみだし、秘法を生んだ。
これには「難行道」あり、「易行道」あり、「自力」があり、「他力」がある。そして、何れも斯道の天才によって切り開かれた大道であり、且つ、その境遇、天分に合した人々・・・縁に恵まれた人々・・・が苦心の結果、ついに至りうる境地である。誰でもケーブルには乗ることができても、簡単にはお寺の奥にまではたどり着けないのですね。」(万人幸福の栞:丸山敏雄)

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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(84)

11月 9日(金)
第八十四番 屋島寺{香川県}
区間距離  :    13.7km
累計距離  : 1,123.7km
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(1)ウオーキング内容
11/9  5:30~7:00  北秋田市河川  7.0km
11/9 12:15~13:15 北秋田市空港  4.0km
11/9 16:00~17:30 秋田市駅前    7.0km


(2)目的のお寺概要


那須与一が扇の的を
射た古戦場を見下ろ
す屋島。大きなタヌキ
の石像がある
屋島寺





鑑真和上が創建、源平の古
戦場、四国タヌキの総大将
「太三郎狸」の見守る先は!
空海のおことばは
「一身法界」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八四番 屋島寺 (裏)一身法界(いっしんほっかい)」
出典 :空海書・(灌頂記)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ 70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
唯一絶対の究極の真理









巡堂のまごころ解釈
鑑真和上が創建したお寺、和上は戒律の他、彫刻や薬草の造詣も深く、日本にこれらの知識を伝えている。つまり、真善美の唯一絶対の真理を伝えています。戒律の真理、困難を乗り越えて日本に来日した慈悲心、彫刻などの調和の美です。
でも、「太三郎狸」は何を見つめて、何を守っているのでしょうか。四国では昔から「鉄の橋で繋がった本土からキツネが戻って来る」との言い伝えがあるそうです。本土のキツネとは何だかよく分からないのだそうですが、戻って来ないようにでしょうか。「ポンポコポン!」

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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(83)

11月 8日(木)
第八十三番 一宮寺{香川県}
区間距離  :     13.3km
累計距離  : 1,110.0km
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(1)ウオーキング内容
11/8   5:30~7:00  北秋田市河川  7.0km
11/8  12:15~13:15 北秋田市空港  4.0km 



(2)目的のお寺概要



地獄へ通じる穴のある

一宮寺






地獄へ通じる穴があり
地獄の釜の音が聞こえ
るそうです。
空海のおことばは
「解脱門」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八三番 一宮寺  (裏)解脱門(げだつもん)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
さとりの境界に入ることを門戸にたとえたもの。









巡堂のまごころ解釈
「『死(し)』というのは、顕幽両界の境、切れ目をいうのであり、『生(うまれる)』ということは、顕幽両界のつなぎめをいうので、これは駅の改札口のようなもので、出入りの相違、方向の違いだけで、同じことである。
生まれることが喜びであったら、死ぬることが又同じく喜びでなければならぬ。朝起きることが喜びである如く、夜寝るのはうれしい。金銭の入るときが元気がよかったら、金銭が出ていく時も愉快で上機嫌でなくてはならぬ。
こう考えてみると、生まれることが喜びであれば、死ぬるときも亦よろこびをもって、これに向かわねばならぬ。古の聖者が一生を捧げ、難行をつんで、見事に突破して大道を得た。この『死生の脱却』を『さとり』と言い、『解脱』と言うのです。」(万人幸福の栞:丸山敏雄
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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(82)

11月 7 日(水)
第八十二番 根来寺{香川県}
区間距離 :       4.6km
累計距離 :  1,096.7km
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(1)ウオーキング内容
11/7  6:00~7:00   北秋田市河川   4.0km
11/7 12:15~13:15  北秋田市空港   4.0km


(2)目的のお寺概要


五色台の尾根伝い
青峰の地に建つ
春の桜、秋の紅葉と
美しいお寺
根来寺




山門わきの、魔よけの
怪獣「牛鬼」
美しいお寺におどろおど
ろの牛鬼・・・
空海のおことばは
「解境風」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)第八二番 根来寺 (裏)解境風(げきょうのふう)」
出典 :空海書・(聾瞽指帰)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ 50*350*12  (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
思慮分別をもって物事を見ること。 







巡堂のまごころ解釈
「牛鬼」さんも、昔の中国では「鬼」が「神」(墨子・孔子)のことのようです。
「守れば幸福になり、はずれればきっと不幸になるという、道があります。これさえ出来れば、善いことをすれば(道を守れば)幸福になり、悪を働けば(道にはずれれば)不幸になりますので、人は自然に道義を守って、世の浄化は自然の勢いとなります。
その思慮分別の正しい見方・道とは何でしょう。明朗・愛和・喜働の三つであり、合わせて「純情=すなおな心」となります。「すなおな心」とは、ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心を持ち続けることです。」(万人幸福の栞:丸山敏雄
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■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(81)

11月 6日(火)
第八十一番 白峯寺{香川県}
区間距離 :     6.7km
累計距離 :  1,092.1km
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(1)ウオーキング内容
11/6 6:00~7:00   北秋田市河川  4.0km
11/6 12:15~13:15  北秋田市空港  4.0km


(2)目的のお寺概要


400mを一気に登る
猛烈にきつい「遍路
ころがし」
赤青黒黄白の五つの
峯が連なる五色台
白峯の白峯寺
 




五色台の白峯から望む
雄大な景色
名月を愛でるのも
空海のおことばは
「月愛三昧」を選びました。


(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)第八一番 白峯寺 (裏)月愛三昧(がつあいざんまい)」
出典 :空海書・(灌頂記・三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」 
作品 :青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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仏教書の解説

月光が人を慰めて熱脳を除くように、釈尊が
阿闇世王の苦しみを除くために入った三昧。  






巡堂のまごころ解釈
「大自然は宇宙の法則に従って、一分一秒のくるいもなく、めぐり動いております。お月様も同じですね。
人の苦難は、他の動物のもっていない不自然な心を出して、無理な行いをしたときに自然に出てくるようになっています。たとえ、どのような苦しみであろうと、そのすべてが自分の勝手わがままからきていることで、どれも人間の協同生活にあってはならない心持ちです。これを取り去ることが、正しい心にもどることで、同時に苦難を取り去る道です。月を愛で、ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心を持ち続けることです。」(万人幸福の栞:丸山敏雄)山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金曜日, 11月 02, 2007

■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(80)

11月 5日(月)
第八十番 国分寺{香川県}
区間距離  :      6.8km
累計距離  :   1,085.4km
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(1)ウオーキング内容
11/5   6:00~7:00    秋田市河川    4.0km
11/5  12:15~13:15 北秋田市空港   4.0km 


(2)目的のお寺概要


巨大な松の木が生え
る参道。お寺全域が
国の特別史跡
国分寺
写真【MONGの四国お遍路】




七重塔の礎石、創建時
の「金堂跡」の礎石は整
然と松林に並ぶ
空海のおことばは
「現等覚」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)第八十番 国分寺  (裏)現等覚 (げんとうがく)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ 70*350*12  (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
ものをあるがままに、そのまま見るさとり。
正しく完全なさとり。







巡堂のまごころ解釈
「大自然は宇宙の法則に従って、一分一秒のくるいもなく、めぐり動いております。誰も教えないのに、ミツバチは、しっかり決まった一団の社会を作って、けんかもしない。どのみつばちは不幸で、どのミツバチは幸福ということはない。自由も平等も、ただ自らにして行われております。
そうした中に、人間社会だけは、富貴、貴賤、上下の差別があり、健康な人、虚弱な人、賢い人、愚かな人、そして国の興亡があり、文化のなみがあります。
これはどうしたわけでしょう。それは人間に限って、勝手気まま、わがままをすることが出来るからです。
なまけることも、勉強することも、喜ぶことも、怒ることも、勝手であるからです。
それをなくするためには、「すなお」(ほがらか・なかよく・よろこんではたらく)な心を持ち続けることです。(万人幸福の栞:丸山敏雄
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