月曜日, 11月 05, 2007

■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(83)

11月 8日(木)
第八十三番 一宮寺{香川県}
区間距離  :     13.3km
累計距離  : 1,110.0km
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(1)ウオーキング内容
11/8   5:30~7:00  北秋田市河川  7.0km
11/8  12:15~13:15 北秋田市空港  4.0km 



(2)目的のお寺概要



地獄へ通じる穴のある

一宮寺






地獄へ通じる穴があり
地獄の釜の音が聞こえ
るそうです。
空海のおことばは
「解脱門」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の手彫り刻字)
「(表)八三番 一宮寺  (裏)解脱門(げだつもん)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品 :青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説
さとりの境界に入ることを門戸にたとえたもの。









巡堂のまごころ解釈
「『死(し)』というのは、顕幽両界の境、切れ目をいうのであり、『生(うまれる)』ということは、顕幽両界のつなぎめをいうので、これは駅の改札口のようなもので、出入りの相違、方向の違いだけで、同じことである。
生まれることが喜びであったら、死ぬることが又同じく喜びでなければならぬ。朝起きることが喜びである如く、夜寝るのはうれしい。金銭の入るときが元気がよかったら、金銭が出ていく時も愉快で上機嫌でなくてはならぬ。
こう考えてみると、生まれることが喜びであれば、死ぬるときも亦よろこびをもって、これに向かわねばならぬ。古の聖者が一生を捧げ、難行をつんで、見事に突破して大道を得た。この『死生の脱却』を『さとり』と言い、『解脱』と言うのです。」(万人幸福の栞:丸山敏雄
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