金曜日, 9月 14, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(53)

9月14日(金)
第五十三番 円明寺{愛媛県}
区間距離  :   2.3km
累計距離  : 847.0km
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)ウオーキング内容
①9/14  12:15~13:00 北秋田市空港周辺 3.0km



(2)目的のお寺概要



江戸時代日本最古のもの
銅板の奉納札があり
円明寺




境内にマリア像を浮き彫り
にした江戸時代の石塔が
あり、キリシタン禁制下に信
者を黙認した様子を伝える。
空海のおことばは
「縁和合」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)五三番 円明寺  (裏)縁和合(えんわごう)」
出典 :空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮毫宝典」より
作品 :青森ヒバ 70*350*12  (裏)薬研彫り

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



仏教書の解説
    
諸々の「縁」すなわち原因が
合すること。





巡堂のまごころ解釈
円明寺はキリシタン禁制下であっても黙認したのには、深い縁があってのことでしょう。
「『さとり』に至る道は『難行道』『易行道』がある。いずれもその道の天才によって切り開かれた大道である。そこに至るには、境遇や天分に合した人々・・・縁に恵まれた人々が、苦心努力の結果に至れる境地なのである。
縁に恵まれた人々が、皆その所を得て、欠けた所もなく、うらみも、そねみも、争いもないありさまを『和合』といい、満ち足りた喜びの世界である。」(万人幸福の栞:丸山敏雄

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0 件のコメント: