火曜日, 6月 05, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(19番)

5月4日(月)
第十九番 立江寺{徳島県}
区間距離:   3.8km   平地区間
累計距離: 106.1km
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(1)ウオーキング内容
時 間 : 6:00~7:00
コース : 秋田市草生津   4kmコース
       堤防の草刈りが進み、コスモスロードに植え付け準備盛ん

(2)目的のお寺概要



阿波の関所寺
立江寺






罪を犯した人や邪心を持つ人
が、お遍路の途中でお大師の
お咎めを受けて先に進めなく
なる「関所寺」である。
立江寺への空海のことばは
「近離甚処」を選びました。


(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)十九番 立江寺  (裏)「近離甚処(きんりじんしょ)」
出典: 空海書・(聾瞽指帰)「空海 色紙揮毫宝典」より
作品: 青森ヒバ 70*350*12  (表)船底彫り (裏)薬研彫り

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仏教書の解説

「どこから来たか。」師家が参学
の修行者をためす語。
仏法を求める本来の面目を尋ね
た語。





巡堂のまごころ解釈
「どこからきたのか」立江寺の関所に問われたならば、
「食べ物も、衣服も、一本のマッチも、私の力でできたものではありません。大衆の積み重なった幾百千万乗の恩の中に生きているのが私である。この中で、最も大切なわが命の根元は両親であります」と。  (万人幸福の栞:丸山敏雄)

公案です、いわゆる禅問答ですね。我々の座禅会(100年の歴史)でも秋には大摂心(集中坐禅会)があります。
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アンケート回答
9/30   ・熟語  特にご意見なし
       ・解釈   同 上(弘法大師の著作にはない熟語→そのとおりです。あくまでも色紙揮毫のために編纂した書からの引用ですので、実際のおことばではないものもあると思います)

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