火曜日, 8月 21, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(43番)

8月28日(火)
第四十三番 明石寺{愛媛県}
区間距離 :   10.8km
累計距離 :  714.2km
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(1)ウオーキング内容
①4/28 6:30~7:00 北秋田市河川堤防  6.5km
②4/28 17:3019:00 北秋田市北欧の杜  5.0km
    (夜空は皆既月食の天体ショーでした) 
    合計                        11.5km
  
(2)目的のお寺概要


大きな杉に囲まれた
仁王門、
修験道の行場で「本
関所」と敬われた
明石寺




乙女の姿に変えた千手観音
菩薩が深夜願をかけて大き
な石を運んできた。夜が明け
太陽が昇ると乙女は驚いて
姿を消した。(あげ石さん)

空海のおことばは
「本来空」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)四三番 明石寺 (裏)本来空(ほんらいくう)」
出典 : 空海書(与本国使請共帰啓) 「三字熟語字典」より
作品 : 青森ヒバ 70*350*12  (裏)薬研彫り 

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仏教書の解釈

一切の事物・現象は本来空で
固定した姿をもたないこと。






巡堂のまごころ解釈
死と生から、「空」について、
「人間は形にとらわれているから・・・・例えば、波にだけ、風にだけかかわっているから、大海が分からない、大気を知らない。生の全面をつかんでいないから、生の本質がわからない、死の世界が見えない。
生は実は『無』にたった『有』であり、『空』に即した『色』である。
それで、死といっても、一般普通に思われているように、死んでなくなるのではない。仮になくなったように見えるだけである。もちろん肉体はもとの形ではなくなる。土にかえり、水にもどり、いろいろな元素に還元されるけれども、形が、しばりから解けて、もとあった如く帰ったのである。」(万人幸福の栞:丸山敏雄)

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