木曜日, 9月 13, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(52)

9月13日(木)
第五十二番 太山寺{愛媛県}
区間距離  :   10.3km
累計距離  :  844.7km
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(1)ウオーキング内容
①9/13  5:30~7:00  北秋田市米代川  6.0km
②9/13 12.30~13:30 北秋田市空港周辺 4.0km
③9/13 17:30~18:00 北秋田市米代川  2.0km


(2)目的のお寺概要



本堂は国宝で、県内
最古の建物。
太山寺






鎌倉期で和様・唐様が絡み合い、独特の風格である。決して和の心を忘れなかった。
空海のおことばは
「外無為」を選びました。




(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)五二番 太山寺  (裏)外無為(げむい)」
出展: 空海書・(越州帖) 「空海 色紙揮毫宝典」より
作品: 青森ヒバ 70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説

外境に心を動かされない
こと。





巡堂のまごころ解釈
太山寺の国宝本堂は和洋と唐様が絡み合った風格のある建物である。
この時代は日本に外国文化が押し寄せてきた第一回目である。(二回目は明治維新、三回目が第二次大戦後である)
中国文化が大挙して押し寄せてきたが、唐様がそのままでなく、必ず日本の文化も取り入れ日本仕様に変わっている。
一時的に外国文化にすべて犯されているようでも、何十年後かには、日本文化になりきっているのが日本である。
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