火曜日, 9月 25, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(64)

9月29日(土)
第六十四番 前神寺{愛媛県}
区間距離  :    3.3km
累計距離  :  948.7km
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(1)ウオーキング内容
①9/29  6:00~7:00 台湾台北  3.5km 



(2)目的のお寺概要


春は参道が美しい桜並木。
霊峰石鎚山の別当寺として
石鎚権現信仰の中核
前神寺






山頂で役行者小角が修行をしていると、
石鎚蔵王権現が現れ、これをおまつりし
たお寺。石鎚修験道の総本山である。
空海のおことばは
「一観成佛」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)六四番 前神寺 (裏)一観成佛(いっかんじょうぶつ)」
出典 :空海書・(聾瞽指帰)「空海 色紙揮毫宝典」より
作品 :青森ヒバ  70*350*12  (裏)薬研彫り
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仏教書の解説

顕教では浅から深へ漸次向上する
ものであるが、密教ではどの行でも
一観に徹すればよい。





巡堂のまごころ解釈
霊山石鎚山に登るのには3つの主なルートがあります。それぞれ難所が待ち受けますが、どれでも汗をかきながら登れば頂上に到達できます。人生も、
「元来仕事そのものには、上下貴賤の別があるのではない、職業に尊卑はない。自ら軽んずる心を持つ働きを人が賤しいと思い、自ら重んずる職業を人が尊ぶのである。つまらぬ仕事だとか、いやなことだとか考えて、仕事の好き嫌いをする。こうした人は、一生涯魂を打ち込んだ仕事につく事は出来ない。自分のただ今ついている仕事の尊さを悟って、懸命に働くとき、自然に与えられる楽しみ、これは何物にも替えることの出来ぬ人生の喜びである。最高至上の歓喜である。(」(丸山敏雄著作引用)
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