月曜日, 9月 17, 2007

■四国八十八ヶ所・空海のことば刻字奉納(57)

9月20日(木)
第57番 栄福寺{愛媛県}
区間距離 :    3.0km
累計距離 :  891.1km
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(1)ウオーキング内容
①9/20  8:00~8:30  高野山   3.0km
     (朝のお勤めのあとに金剛峰寺他に行きました)  



(2)目的のお寺概要


今治市内
瀬戸内海の海上安全祈願所
栄福寺







瀬戸内海の平穏を祈り大
護摩を修したら、阿弥陀如
来が出現。
空海のおことばは
「安諦」を選びました。



(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)五七番 栄福寺  (裏)安諦(あんたい)」
出典 :空海書・(灌頂記・破体心経)「空海 色紙揮ごう宝典」
作品 :青森ヒバ 70*350*12 (裏)薬研彫り

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仏教書の解説

心を落ち着けて安らか
なこと。安らかに静まっ
ていること。






巡堂のまごころ解釈
本当に安諦を求めるには、死の超克が必要である。
「生死とは幽玄両界の方向の違いだけである。生まれることが喜びであれば、死ぬることも亦よろこびでなければならない、天地の道理。これがわかることを『死の超克』死生の脱却。
これは古の聖者たちは一生をささげて難行をつんだ。そして見事突破して大道を得た。これが『さとり』』という。
ここには、縁に恵まれた人々が苦心努力の結果、ついに到り得る境地であり、安らかに静まることができる境地である。」(万人幸福の栞:丸山敏雄

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