火曜日, 9月 25, 2007

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(62)

9月27日(木)
第六十二番 宝寿寺{愛媛県
区間距離  :    1.5km
累計距離  :  943.9km
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(1)ウオーキング内容
①9/27  6:00~6:30  秋田市  3.0km



(2)目的のお寺概要



伊予小松駅のすぐそば
安産の観音さまの
宝寿寺





お大師が、光明皇后の姿を写し
て十一面観音を彫った秘仏。

また、安産の観音様として信仰を
集めていることから
空海のおことばは
「財中福」を選びました。





(3)奉納札の内容(巡堂の刻字)
「(表)六二番 宝寿寺   (裏)財中福(ざいちゅうふく)」
出典 :空海書・(灌頂記)「空海 色紙揮毫宝典」より
作品 :青森ヒバ 70*350*12  (裏)薬研彫り
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仏教書の解説

財宝を正しく使用する
ことによって生ずる福。






巡堂のまごころ解釈
財を単なる財宝でなく、心の解釈として、
我々にとっての本当の財宝とは、生まれながらにしていただいている宝のことです。天からいただいている仏の心・仏性です。鏡のようなまっさらなこころ、すなおなこころ、やわらかなこころです。
人生を過ごすにつれ、よけいなものを身につけてしまっています。それを磨きに磨いて落としていくことが修業であって(論語の「切磋琢磨」に同じ)、磨きつくして生まれながらのすなおなこころが出てくれば、それが「福」であり、悟りであります。
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