火曜日, 4月 10, 2007

■朝のグータラ思考法・・・シータ波直感

昔の人は考える場所は、「三上」が適していると言った。
それは、「厠上」「枕上」「騎上」である。

「騎上」とは、馬上のことですが、今は通勤電車とかマイカーの
ことでしょう。
「枕上」とは、布団の中でのことです。人によっては寝るまでの間、
ある人は朝方ウトウトとしながら。
「厠上」とはトイレのことですね。トイレの中は、密室で、邪魔も入ら
ず、集中して勉強するには最適の環境である。最近は洋式トイレ
が普及しているから足もしびれない。

私の場合は、「枕上」です。朝方ウトウトしていると、今日のやるべき
ことや今までの課題の解決方法、文書の内容までふっと浮かんで
きます。このグータラ思考法は30年来ですから、我ながらうまい方
法だと思っています。

倫理法人会の皆さんに話せば(目覚めたらすぐ起きるのが当然の
行動)ヒンシュクをかいますが。6時まではグータラしています。

朝方の「ウトウト思考」は、脳波のことを考えれば十分に納得がいく
方法なのです。
ウトウト状態とは、脳波でいえばθ(シータ)波の状態なのです。
θ(シータ)波こそがサムシンググレートとつながり、直感を得ること
ができる脳波なのです。その理由は、

元大阪大学工学部教授の政木和三博士は、シータ波の正体は「半眠
状態・うとうと・ぼんやりとしかわかっていない正体不明の脳波である。
この正体不明の脳波こそ、生命エネルギーの核心であり、奇跡を可能と
する“魔法の脳波”である」

どうです。朝方のウトウトも悪くないでしょう。













   脳波の種類
 脳波はδ(デルタ)波、θ(シータ)波、α(アルファ)波、β(ベータ)波
の4つに分けられる。
 
  δ(デルタ)波 0.5~4Hz未満
 ぐっすり寝ている時に現れる。

  θ(シータ)波 4~8Hz未満
 とろとろと眠くなって来た時に現れる。

  α(アルファ)波 8~13Hz未満
 脳の休めている部位に現れる波である。
 健康な成人の、安静、リラックス、閉眼時に後頭部に現れる。
前頭部にはあまり見られない。このα波は、目を開けると消えて
しまい、振幅も小さいβ波へと変わる。
 これは、今まで休んでいた後頭部の視覚野が、開眼したことに
より活発に働き出したからである。

  β(ベータ)波 13~40Hz未満
 精神活動している部位に現れる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0 件のコメント: