金曜日, 4月 13, 2007

■五風十雨・・・・刻字作品






ケヤキの古材に彫った小品で、
空海の書です。
壁掛用としました。






空海ですから、日本最高の書のことはコメントできません。
意味は、5日に一度の風が吹き、10日に一度雨が降ること。
転じて、風雨その時を得て、農作上好都合で、天下太平の
こと。

ところが、今年の天気はおかしいのです。正月、2月の雪なし
のせいでしょうか、3月から、4月の中旬になっても寒いのです。

農業の皆さん、特に畑作農家の皆さんが心配しています。
それは、温度が上がらず、畑の地温が低いため種まきができ
ないことです。
家庭菜園の私だって、イチゴにビニールはかけたが、その他の
畑の耕作も出来ない状態です。

今朝のモーニングセミナーで二宮尊徳翁のお話がありました。
二宮翁は温度が低く、飢饉が予想されるときは、周辺の農民に
ある対策を取るように指導されました。
まだそれまでには早い時期ですが、そのうちあの世の、翁の意
見を知りたいと思うかも知れません。

さて、温暖化の影響なのでしょうか、それとも太陽活動の変化の
影響なのでしょうか、まだ分かりませんが、「五風十雨」で過ごせ
ない状況になってきたのでしょうか。

それでも、ひたすら家庭菜園に精を出そうと思っています。


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