水曜日, 4月 04, 2007

■ホツマに学ぶ枕詞・・・錦木、けふの里















大湯ストーンサークルの近くに「錦木塚」があります。
万葉集のころの都人が詠んだ歌に、
「錦木塚」の歌が数多くあります。
加えて「錦木」「けふの里」の「枕詞」が必ずつきます。

この辺境の地になぜ「枕詞」があるのでしょう。
「言霊ーホツマ」鳥居 礼 p296より引用します。

不明確な枕詞
現在、和歌の起源についてはっきりわかっているものはなにひとつ
ないのですが、枕詞もその例外ではありません。枕詞の起源につい
ては諸説がありますが、発生当時は必然的な意味や、呪術的な意
味があったとされています。
「ホツマ」には、その成立過程の根拠が明記されているということに
いては、他の文献に類を見ません。

「足引きの山」「葦引きの大和」の起源

第五綾に「和歌の枕詞の綾」があります。
   枕詞に関する章・・・・原文は省略

和歌の意義深いことを悟りなさい。死生観が明確でなかったために、
イザナキノミコトは死の世界に行かれ、ヨモツの山坂を足を引き引き
下りてこられました。後にマトの教えが徹っていなかった民を教育さ
れ、葦を引きぬき田となして、ヤマトの国を確立されました。このイザ
ナギノミコトの体験から、「足引き」は「山」、「葦引き」は「大和」に掛か
る枕詞となったのです。枕詞とは、土中の闇に眠る種子のようなもの
で、そこからやがて芽が生じるように歌がでてくるのです。眠るときに
使う枕としての言葉が枕詞です。

足引き・・・・ヨモツ平坂を足を引いて下りてきた・・・・山
葦引き・・・・葦を引きぬき田となしヤマトの国を固めた・・・ヤマト
枕詞・・・・・・道がとおる前の状態を表す。


ホツマの説からみると、
「錦木」「けうの里」の枕詞も、その芽は何でしょうか。
今後の研究課題です。

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