木曜日, 7月 26, 2007

■大館市エコタウンは宝探し

今日は秋田県の良いところと悪いところの二つを本やウエブで
見ました。
1,悪いことは、浅井隆氏の「浮かれる景気」より
  ・人口減少の最も激しい秋田県は、もう経済や景気うんぬん
   という話でない、地域社会が崩壊してしまう厳しい状況である。
  ・秋田市の中心街での地価がわずか2年間で半分の暴落状態、
   支店の廃止によってビジネスマン向けホテルが増加。

2,良いことは、大館市のエコタウン
廃ケイタイがレアメタルの「宝の山」」
   
日経ビジネス 2007.7・26より
大館では 既に、DOWAが運営する家電リサイクル施設があり、そこで取り出した回路基板などから金属を取り出す製錬所が隣接している。廃電子機器の処理に伴って出 る廃棄物に関しても、DOWAが産業廃棄物処理の資格や最終処分場を持っている。電子機器からレアメタルを回収し、残りの廃棄物を適切に処理するには最適 な場所なのだ。残る問題は、いかに廃電子機器を回収するかだ。  大館市の実証では、これまでの3カ月間で約5000個、160種の小型電子機器が家庭から集まった。

今回の回収方式では、回収ポストを市の関連施設15カ所と、スーパーなど民間の商業施設6カ所に設置した。加えて、市は広報のポスターを貼ってアピールした。

 3カ月間で集まった約5000個の廃電機・電子機器の総重量は7トンで、そのうち不燃ゴミから6トン、回収ボックス経由で1トンを集めた。 160種の電機・電子機器の内訳は、不燃物ではビデオデッキが9%、掃除機7%、電源アダプターが5%、電子レンジ、炊飯器ともに4%などだ。回収ボック スからは、電源アダプターが30%、携帯電話が11%、リモコン類5%、電卓4%など。

 人口8万3000人の大館市では約247ト ンの小型電子機器が使われていると見られる。「例えば、携帯電話やMDプレイヤーには、多種類のレアメタルが含まれている。小型の電子機器は回収しても意 味がないとか、処理費用がかかるといったイメージがあるが、今回のプロジェクトでこうした常識を打破したい」(DOWA)。

 

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