■なぜ坐禅するのか

円覚寺　足立大進管長さんのお話です。

１，禅の修業とは
　　「自分とは何者か、いのちとは何だろうか」と「いのちの
　　　根っこ探し」が禅の修業です。

　　・「私が生きている」という方向から、壁にぶつかって
　　・「ご縁とおかげに支えられて生かされている」という方向に
　　　Ｕターンする。
　　　これが悟りの体験で「回心（えしん）」という。
　　　（天風哲学では「タケゾウからムサシへと転換」のこと）
　　・「大いなるものに抱かれ、自分がここに生かされていることに
　　　気づく」
　　・いのちの「ありがたさ」に感動して生きること。

２，安心を得るとは
　　・自分の力が微々たるものであることを知り、大いなるものに
　　　いのちを委ねた時、人間は本当の安心を得られる。


３，安心の生と死
　　・この世は一時の下宿みたいなもの（仮の宿）
　　・死とは、私たちを生かしている大きな世界に戻っていくこと。
　
　　・あらかじめ、あの世に本籍地を移しておけばいい。市役所に
　 　行かなくてもできることです。どうぞ、心の本籍を仏様の方に
　　（あの世、大いなるいのち）移していただいて、心安らかに過ご
　　　し、心安らかな死をお迎え下さい。


秋田市大悲寺の座禅会（秋田維摩会）
　　　　　　　　　　例会　：　第三土曜日　　ＰＭ２：００～
　　　　　　　　　　　　　　　秋田市寺町　　大悲寺にて　
　　　　　　　　　　　　　　　０１８－８２３－２３７９
　　　　　　　　　　　　　　　初心者も歓迎です

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