火曜日, 3月 04, 2008

■木質ペレットとウッドピース

木質バイオについて
  木質ペレットとウッドピース

先日、伊奈かっぺいのテレビ「行ったり来たり」で、宮城県の奥羽木工所のウッドピースを初めて知りました。これで木質ペレットと合わせて二種類の木質バイオ燃料が世に出たことになります。

5年前、北秋田地域振興局長になったとき、まず最初に北秋田地域6森林組合の正副組合長さんたちと、岩手県の先進地視察を行いました。もちろん農林部メンバーの設定です。視察先は「木質ペレット製作」「カラ松の集成材製作」「大規模木炭製作」などでした。それぞれが林業の先進地としてすばらしい業績を誇っており、たいへんに参考になったものです。私としては岩手県が最もすすんでいる木質バイオの、木質ペレットに注目していましたが、組合長さん達の関心はもっぱら「集成材」の方でした。帰ってから大館市に大規模な集成材工場を建設し、立派に稼働しています。これはこれで良かったのですが、木質バイオ(ペレット)については秋田県としての取り組みはほとんどありません。残念です、この時からスターとしておけば岩手県に追いつけたのに!!





左がウッドピース
右がペレット

大きさが違います








木質バイオマスの定義についてはこちらから引用しました

ところで、バイオマスに太陽エネルギーが貯め込まれている以上、これを燃焼させれば放熱が起きる。つまり光合成で作られた、炭素の多い有機物が、燃焼によ り酸化・分解されて多量のエネルギーを放出するのである。その限りでバイオマスとは「エネルギー生産に使われる生物体」であるという定義も可能であろう。 最近出版されたアメリカの林業用語辞典は、バイオマスを「樹木の全部またはその一部を通常はチップにして得られる木質産物」と規定し、「エネルギー生産に 向けられる枝条、梢端、市場価値の無い幹などを含む」としている。林業関係者が木質バイオマスのエネルギー利用というときには、この定義が一番ピッタリし ている。

林地残材のほか、製材工場などの残廃材や産業廃棄物とされる建築廃材・解体材なども木質バイオマスに含まれよう。他方、古紙のように、木材以外の物質を加えて高度に加工したものは含まない。ただ、パルプ工場の廃液はバイオマスとして取り扱われることが多いようである。

古紙(新聞紙)はバイオマスとしている考え方もあるようです。


木質ペレット・引用です

森の恵みの詰め合わせ、木質ペレット。

木材を柱や板材に加工する際の製材過程で発生する余材・端材や、森林の育成の中で伐採される間伐材などを原料とする、「まるごと木100%」の円柱の粒状に成形された燃料です。木質ペレットは、通常、単に「ペレット」と呼ばれています。

環境にやさしく、便利ペレットは、再生可能で地球環境にダメージの少ない木材を原料にしながら、 便利に使える、旧くて新しいエネルギー。再生可能な地上資源として、地球温暖化問題の解決策としても注目されています。

灯油のような液体と違い、漏れたり染みたりする心配がなく、いやな臭いもありません。屋内に保存すれば燃料を補給するために寒い屋外や納屋まで出なくて済みます。

良好な排ガス性状灯油などと比べ燃焼の際に出る排気ガスが良好です。燃焼空気はストーブから直接屋外に排気されますが、正常な運転中は煙もほとんど出ず、近隣への配慮が気になる方にとっても、心強い味方です。

安心・安全ペレットの原料には、廃棄物として発生する建築解体後の柱材などの木材も使うことが可能ですが、防蟻などのために薬剤処理がほどこされているものも多く、OM市場では建設廃材を含むペレットは販売いたしておりません。

ペレットの種類と特長

いくつかの種類があります。木を、大きく幹と皮に分け、幹に相当する部分のみから作られたものをホワイトペレット、皮にあたる部分を多く含むものをバークペレット、その中間で少量の樹皮が混ざっているものは、混合ペレット、グレーペレットもしくはブラウンペレットなどと呼ばれています。






ウッドピースとは引用です

ウッドピースとは、奥羽木工所・仙台港工場から排出された、端材をリサイクルし、燃料用に固形化した商品(圧縮加工)です。木片だから自然にやさしいエコ商品です。

大きさは 直径65*85m/m  180g   500円/84個入れ1袋


ペレットストーブが必要です

いわて型ストーブ


岩手県が大手ストーブメーカーと

地元の鋳物を使って共同開発

えらいものです!!






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