水曜日, 3月 26, 2008

■学習の高速道路と三つの山

ウエブ時代をゆく・・・梅田望夫に「学習の高速道路」がのっています。

「学習の高速道路」
いったん言語化された知がネットを介して容易に共有されるこれからの時代は、ある分野を極めたいという意志さえ持てば、あたかも高速道路を疾走するかのようなスピードで、効率よく過去の叡智を吸収できる。そんな「学習の高速道路」が、あらゆる分野に敷かれようとしている。

「高速道路」と「ゴンドラ」
これは、私が「波動の三つの山に上ろう」と講演でお話しているものと同じようです。第一の山は、自分の力で歩いて、汗をかいて(学習して)登る必要があります。第二の山も本来は同じなのですが、かなりの山にゴンドラがあって、どんな初心者でも第二の山は中腹まで行けます。中腹より上にある「お花畑」を見ることができます。もう少しあるけば頂上までは上れます。その「ゴンドラ」が「学習の高速道路」ということになりそうです。誰でも行けますからシーズンには頂上まで大渋滞がおこることがよくあります。

「その先の大渋滞」
しかし、高速道路を走りきったなと思ったあたり(「その道のプロ寸前」)で大渋滞が起こる(将棋の羽生善治氏)。同質の勉強の仕方でたどりつけるのはそこまで。誰にも機会が開かれる故参入者も増え、しかも
後の世代も次々に疾走してきては、「その道のプロ寸前」での大渋滞にはまる。「その道のプロ」として飯を食い続けていけるかどうかは、大渋滞にさしかかったあとにどう生きるかの創造性にかかる。
大渋滞の先でサバイバルするには、大渋滞を抜けようと「高く険しい道」を目指すか、高速道路を降りて道標のない「けものみち」を歩いていくかの選択である。

「第三の山」
第二の山まではほとんどの人が上れるのです。しかし、まだ第三の山があります。第三の山は、「高く険しい道」であるが、目標意識をしっかり持ってぜひ上りたいものです。

自らの志向性を強く意識し、「好き」を貫く。
人は誰しも「好きなこと」「やりたいこと」に熱中、没頭しているときは、時が経つのを忘れるほどの充実感が得られ、自分に「向いたこと」だからこそ、長く一つのことを続けられる。継続が力となり、競争力になる。

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